平成22年度畜産新技術実用化対策推進事業における

電子標識装着の実証に係る報告書


  1. 序 文

     社団法人家畜改良事業団は、平成20年度より、農林水産省の畜産新技術実用化対策推進事業を実施しており、本事業では電子標識を用いて個体識別システムの有効活用を図り、牛の飼養管理の省力化や、情報提供の効率化等を行うため、@電子標識による個体識別システムの確立・普及に向け、牛個体識別システムに最適な電子標識の選択、統一して推進すべき規格、電子標識導入、牛トレーサビリティ制度の整理、その他必要事項について、調査・検討を行うとともに、A電子標識による個体識別を自動的・省力的に実施するため、生産農家及び家畜市場等において、牛への電子標識の装着、電子標識読取りゲート及び読取り用のハンディターミナル等を設置して仕組の実証を行い、B電子標識を利用し、全国段階で個体識別番号を共通キーとして利用できるよう、電子標識の固有番号と牛の個体識別番号を関連づけ、生産者及び関連団体間での情報共有や消費者等へ飼養管理情報等の提供を行うことができる電子標識中央データベースシステムの開発・運用を行うことを、平成22年度までの3カ年で実施する計画となっています。
     本書は昨年度に引き続き、5戸の実証農家及び家畜市場等について昨年度の読取結果の更なる向上を主な目的として、搾乳施設及び放し飼い牛舎等による読取試験を行うと共に、今年度は各読取り機器に対応するための電子標識を作成した結果を、各業者からの報告に基づき取りまとめたものです。
     本事業の実施に当たりましては、農林水産省生産局畜産部畜産振興課をはじめとして、検討委員並びに生産農家ほか関係各位に多大なご指導・ご協力を賜り厚く感謝申し上げる次第であります。

    平成23年3月

    社団法人家畜改良事業団

  2. 報告書

    1. グループT(PDFファイル:2.07MB)

    2. グループU(PDFファイル:3.53MB)

    3. グループV(PDFファイル:2.66MB)

    4. 家畜市場等(PDFファイル:2.61MB)

    5. 平成20年度の報告書

    6. 平成21年度の報告書


  3. 電子標識の作成に係る報告書     

    1. 電子標識の作成(インレット部分)(PDFファイル:720KB)

    2. 電子標識の作成(耳標部分)(PDFファイル:1.89MB)


  4. 電子標識導入リファレンス     

    1. 電子標識導入リファレンス(PDFファイル:2.11MB)

 ※問合せ等
  本件についての不明な点及び確認事項等については、
  電子計算センター電子標識担当者宛に電子メールにてお問い合わせ下さい。

  (問合せ先)E-mail:rfid@liaj.or.jp