生産者が飼養している牛に、給与した飼料や、投与した薬品の履歴情報。

牛の個体を識別するため、農林水産大臣が牛ごとに定める、10桁の番号。日本全国で飼養されるすべての牛に付与されている。

生産者が牛を飼養する目的。育成、肥育がある。

・　育成

牛の繁殖を主に行う生産者。

・　肥育

育成農家より子牛を譲り受け、肥育して肉牛として出荷する生産者。

牛が育成・肥育された地域。
牛の場合、育成・肥育の過程で、地域を移動することが多い。「農林物資の規格化及び品質表示の適正化に関する法律」（JAS法）では、もっとも期間の長い場所（主たる飼養地）を原産地として表示することになっている。

牛が発育する段階に応じて、どの飼料を給与するかを定めたもの。飼料給与体系と呼ばれる。
給与する飼料の種類には、以下のものがある。

・　配合・混合飼料

複数の飼料を配合・混合したもの。

・　単味飼料

配合・混合飼料とは別に、単体で使用されるもの。

・　粗飼料

牧草・飼料作物・わらなどの、主に農産廃棄物であるもの。

・　その他補助飼料

上記以外に補助的に使用されるもの。